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ポスト・モバイル―ITとヒトの未来図

ポスト・モバイル―ITとヒトの未来図 (新潮新書)
ポスト・モバイル―ITとヒトの未来図 (新潮新書) 岡嶋 裕史

新潮社 2010-07
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パソコンとケータイ以降、インターフェースはあまり変わっていないと思いますが、ここには、SF映画などでみる光景が、そのまま書いてあります。

コンピューターのインターフェースに嗅覚、立体的感覚などが大幅に取り込まれて、バーチャルな領域が広がります。無数のセンサーやチップが世界にばらまかれ、人間の肉体に、それがアタッチされるようになると、コンピュータが空気や水、空、地面などと同じ、肉体をとりまく環境になる、と。

SF映画などにはでてくる、臭覚ディスプレイや、特殊な霧への空間投影、インターフェースは、キーボートとディスプレイに限定されません。

そうしてIT情報は身体情報と区別がつかなくなり、人の健康診断にはウイルスチェックという項目が付くようになる、という未来像です。

ネット黎明期にパソコンをいじっていたのは工学部系の学生ばかり、アクセス先は朝日新聞とか、そんなことが書いてあります。

ITの進歩によって、人間が仮想現実で恋愛したり、旅行したりして充足できるようになれば、その方が環境に良い、ということです。

ITが体に悪いとか復古主義者が幅を利かせる中では、心強いお言葉です。ITはエコなんだよ。人を孤独にしたり自己中にしたりする、悪い機械ではありません。

テレビ電話やネット会議、バーチャル旅行が普通になり、逆に、生身の移動は、むしろ贅沢になりプレミアがつくとか。

駅前留学か、本当の留学か。

環境にやさしい社会がやってきそうです。

貧乏人にもバーチャル旅行ができるみたいのは良いですが、万年デフレっぽくなったりしそうですが。

21世紀の先進国では、低成長、デフレを前提にした経済設計が流行るのではないか。

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