すみま千円(漱石のほう)

レポート置き場かな?宜しくお願いします。

الدولة الاسلامية في العراق والشام13

 

キルクーク油田は、近隣のロシアとトルコが小競り合いを始め、

統一した作戦行動が取り辛くなり、ダーイッシュからの奪還が難しくなった。

ロシアとトルコは過去、何度も交戦している。


「ロシアとトルコが戦線離脱しました。アメリカも本腰を入れていません。

キルクークの人質を独力で取り戻そうとしたら、自衛隊員が1万人くらいは犠牲になります」

こういわれると反論できる人は少ない。

お前が行け、くらいの文句しか帰ってこない。

近隣の北朝鮮拉致被害者ですら取り戻せないのに、遠隔地のアラブに乗り込むのは難しい。

日本人の人質は、どうなったか分からなかった。ダーイッシュの元で、キルクーク油田の掘削作業をさせられているかもしれない。

ユーチューブに、ダーイッシュの元で働くアジア人労働者たち、という動画が本当に出た。

ダーイッシュは素人兵の集まりで、専門技術を持つ人は少ないと見積もられていた。

専門技術を持つくらいの頭があれば、就職に困らないし、ダーイッシュにも走らない。

ダーイッシュのツイターに、英語の出来る日本人ユーザーたちが、
「日本人は役に立ちます。大切にしてください」
「日本人技術者は、テロリストの元で働くことを望んでいません。早く解放してあげて下さい」

などと書き込んだ。他に何ができるというのか。

 


「そんなに沢山、アメリカに工場を出すのは無理です。赤字で潰れてしまうから。

日本のトヨタ工場は、派遣工が秋葉原でテロやったりするくらい、絞っています。アメ人みたいな、福利厚生一切無しです」

トヨタはアメリカに貢物をしている、か。たまには立場を逆にしたらいい。貢ぎ、貢がれ。一心同体、というか」

比嘉は、このペーパーカンパニーに名義を貸してしまってから、マズイなって気はしていた。

俺たちが、アメリカのレッド・ネックを率いる、なんて、70年前にコテンパンにしたはずの、クソジャップなんかに。

が、日本人は、マズイかマズくないかなんて、深く考える習性がなかった。

アメリカの衛星国に成り下がり、神の恩寵か、経済成長が降ってきた。天下り、護送船団、日本人船長のチョンボで沈み始めた船。

相応にムシられてはいたが、隣がソ連だったら、今頃、ウクライナボスニアだ。

俺たち、名前だけ貸してシカトした方が、よかったのかもしれない。

そうしたら、状況が、マズくなってきたら、この会社を、どこかで金欠してる闇外人に譲って、すぐに手を引けた。

罪滅ぼしに、少しでも従業員と危険を共有しようなんて、浅はかだった。泣ける。

が、日本に後悔していない人なんているのだろうか。

「俺たちの祖先は、チンケなプライドをかけて、戦って、負けた。運の尽きかも知れない。

ベトナム帰りの脚の無いオッサン辺りに聞いて見ればいい。

結果、こういうヨゴレ仕事を押し付けられるってことですよ。

アナタは、コキ使われて腹立たしいという顔をしているけど、プライドの高い人に、コレが出来ますか。

役員と兵卒なんて、いつでも変えてもいいですよ。

今度は逆にしてやったらいい。まだ、ダーイッシュと交戦したいなら、ですが」

「誰だって、気に入らないことがあると、他人のせいにするのが習い性だよ。

日本人は用心棒を他人に任せ、ヌクヌクしていた。たまにアメリカ兵が、沖縄の少女をレイプして帰ったり。

アンタ、オキナワの人だよね。何でアンタは、武装独立を言い出さないの。オキナワの人が言うのはいつも、もっと裸に、もっと裸に、ってことだよ」

「中国に懐いていた方が、儲かるからかもしれん。アソコはアソコで、独自の貿易立国の可能性があるし。

俺は米軍存続派だけど。そうしたら、こんなクソ仕事はしなくて済んだから」

 

 

 


脳みそ筋肉の集団に、イメージ戦略なんて、出来るのか。D通とか連れてきて、ウェーイ脳でも困るし。満州の末裔っていうのも、縁起が悪い。

自衛隊は、アメリカの同胞を守る為に、命を捨てることもある、というメッセージです。

それが、イスラムのテロリストにケンカを売るという矛盾です。どうしよう」

アメリカ向けにしか流さないが、もちろん情報は流れに流れてダーイッシュにバレる。

防衛相では、イレギュラーな事態対応の為、「広報次長」とか何の役職かよくわからないものが乱造され、面倒くさいので互いに名前で呼んだ。

「先進国とは、テロの危険を甘受することですか。

そして、日本の最貧国化を目論む左翼は、テロを無くし、隷属と侵略のリスクは甘受すると」

「では、ここには左翼はいない?」

「どうでしょう、スパイくらいはいるでしょう。中国は日本の仮想敵国とはいえ」

「日本に軍事機密なんてないじゃん、どうせ全部漏れてるんだし。

ただでさえ肩身の狭い敗戦国が、何か姑息なことが出来るはずがない。

誰かの裏をかいて窮地に陥れるとか。まずありえません」

「単なる地政学的ラッキー野郎とはいえ、長く続いた平和外交の遺産を捨てるのはアホらしいんですけど」

「かといって、ダーイッシュに狙い撃ちにされてるベルギーが、何かやったってわけでもないじゃないですか。過去はともかく、現在は、EU本部おいたり、平和志向のお手本なのに」

「いや、何かやったような気がするけど」

「何もやってないところって、どこだよ、インディアンか。いいインディアンは死んだインディアンだけなのか」