ちきうアネクドート

仕様でどうしても消せないが、リンク先の婚活業者はココとは無関係です。

Rodrigo Roa Duterte5


ドテルテは「人民の、人民による、人民の為の政治」などと言える柄ではない。

しかもそれ、お前の嫌いなアメリカのリンカーン大統領のパクリやん。

が、細かいことは気にしない。頓着なく放言するのがドテルテの良いところ。

ドテルテは新興国への行脚で、血に塗れた人殺しにしては、悪くない歓待を受けた。

彼らの心の奥底にしまいこまれた、過去の植民地支配の傷。

要人は大方、プライドが高いし、国民のプライドを刺激して、大言壮語で政権を取っていく。それが最近の流行だった。

うお座敷犬は流行らない。と彼らは話し合ったかもしれない。

お座敷犬は、外資からオコボレを貰ったり、平和を保つにはいいかもしれない。

が、その弊害が、全く無いとは言えない。

海外勢への焼き土下座に心が擦り切れ、滓が貯まっていく。

イスラミック・ステイトのように暴発するケースも多い。

中国のように、過去の栄光を取り戻そうと、パクったF1カーで高速道路を集団暴走し、手段を選ばない独裁国もあった。

 

 

 


ドテルテの猿面が画面に映っている。

アサレアの父は、お前らを守るために、俺が危険を冒して買物に行こう、なんて死んでも言わない、駄目なピリピン男の典型だが、頭は悪くない。

「ドローンの宅配とかで、起業しようか、全部在宅で手続きを済ませることは可能だろうか」

「ピリピンは貧しい人が多い。パソコンはそこまで普及してないから難しいじゃない」

「治安の良い地区に引っ越せばいい。だけど、治安の良い場所ってどこ?」

「ピリピンの刑務所は、もう入りきれないそうだ。ここはもう、アレだ。麻薬のバイヤーと人殺しだけの住む地域にしたらいい。好きなだけ殺しあえばいい。俺たちはセブ島とかダバオとか、人殺しのいないところへ行けば良い」

「ああいうのは、外人の金持ち連中が来るところよ。チンケなピリピン人が行ったって追い払われるだけよ」

外は砲弾が飛び交う物騒な通りになったが、ココは襲撃でもされない限り、安全だ。何を話しても外には漏れない。

外出はやはり怖い。生活必需品を、配給制にでもしてくれないだろうか。

「アイツらは誰が送り込んできたんだよ」

スプラトリー諸島のチンクのこと」

「急激な麻薬のバイヤーの増加だよ。俺たちは敬虔なカトリックだった。ピーノは陽気で優しくて良いね、なんて、世界でフィリピンパブが流行ったりした。

海外に移民する人が大勢いた」

バイヤーが1人いたら、客は10人はいる、か。1万人いたら、10万人いることになっちまう。ピリピンに、そんなにクスリをやるやつはいたか」

「売れなくて身内で回してるんじゃないの。バイヤーは儲かると思ったのに、食っていけなくて、スラムに住んでる」

「どうせ俺は麻薬をやらない。俺の周りの奴らも、やらない。麻薬のバイヤーより、ヒットマンの流れ弾に当たる方が迷惑だ」

「ドテルテの支持率が90%ってのは本当なの。こんなに治安が悪くなったのは、この辺だけなのかしら」

「貧しい奴は大変だ。流れ弾に当たったったり、クスリにハマったり。クスリは現実逃避だ。弾に当たった方が、楽に天国に行けるっていう考えもある、か」

「ところで今日の買い物当番は誰なの」

アサレアたちの視線が、父に集中する。

「お前ら、そうやって俺を見るなよ。クジ引きのハズだっただろ」

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