ちきうアネクドート

仕様でどうしても消せないが、リンク先の婚活業者はココとは無関係です。

Lehman Brothers Holdings Inc.5

 

フォックスは、マクスウェルの写真の下に、クソバンクなどと書いてある駄雑誌を見るたびに、心が痛んだ。

ウォールストリートデモで土下座を見たときは、庇いに行こうと思った。

奴は良い奴だよ。俺に儲けさせてくれた。

しかし、こんな発言はヤバかった。

そもそも、黒人は、金儲けなんかしない。

万一、金が儲かった場合、その理由は、

フットボールやバスケットボールプレイヤー、

ラッパー、DJ、など、限定だと思っている人は、まだ多い。

間違っても、宇宙飛行士とか金融マンではいけない。

また、儲かった金は、

気前よく道でバラまく、女を買う、ゴールトチェーンを大量に買い付けて配り、自分でも身に着ける。

キンキラキンの特注のダンス服を買う。

など、宵越しの金は持たない主義だ。とも、黒人は思われていた。

つまり、資産運用なんかしてることがバレるのは、何となく防犯上の不安があった。

白人の嫉妬も怖いし、同胞の黒人はもっと怖い。

 

 

 

「あなたは家を買わなかったのですか。カスタマー3さんという、債務者の方を探しているのですが」

リーマンBは聞いた。債権回収自体には、何の意味もない。

リーマンフラフープが売っていたのは、債権が複雑に組み合わされた金融商品、ローンをコカした客を当たっても、何も得るところは無い。

かといって、リーマンBたちは、何もしないという選択肢も、待たない。

リーマンフラフープが潰れるのを待ちながら、豪奢なオフィスの床で、デスクの仕切りにはさまれがら、寝ているとか、白昼堂々、酒を飲むとか。

「僕は、ずっと賃貸です。

ここは前の人が持ちきれなくなって、買い取られて、今の持ち主が、賃貸にしてるみたいです。詳しい事を知らなくて申し訳ないですが」

カスタマー1はサブプライムローン・バブルの頃、家を買わなかった。

違う人種同士が、混じって住んでいても、誰もギョッとした目で見てこない、都心の、アメリカでは比較的レア地区に住む。

アメリカで土地を買うのが怖い。

都市開発は盛んで、各地域の変遷は激しい。

移民が次々に流入して、地図を塗り替えていく。

かといって、買わないのも怖い。

ヒランプ大統領は、貧しい店子を合法的に追い出し、スラムクリーニングをして不動産を切り盛りしたことを、自慢にしている。

アメリカに貧しい借り手を保護する、借地借家法は無い。

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