ちきうアネクドート

仕様でどうしても消せないが、リンク先の婚活業者はココとは無関係です。

イスラミック・ステイトはホモの巣窟1


砂塵が吹き荒れる、不毛の地。ここは、いつからこうだったか、昔からこうだったか。

油田が噴き出て、事情はこじれた。オアシスは消えていく。

だいたい、20歳になったら少年は終わり。彼らは、死ぬまで少年だった。期限は、死ぬまで。10歳かも知れないし、50歳かも知れない。

「お前さー、40歳になってもジェイムス・ディーン気取るつもりか」

「ここは人生の回転が速いからいいんだよ。40歳になっても生きてる奴なんて、いない」

「テロ要員はそんなにいらないだろ。40歳まで生きる奴は、大勢いるよ。

そこまで、どんどん死んで行ったら、数が足りなくて、戦闘に勝てない」

「どうせ空爆で死ぬよ。俺たちは。

スホーイだか、何だか知らないが、いつどこから飛んでくるか、分からない。

今頃、奴らは笑ってるよ。これが本当のロシアン・ルーレットってな」

「お前はあんまり死にそうに見えネーナ。だいたい、死ななかったらどうするんだよ。俺はそれこそを、恐れるべきだと思う。

俺らが首を斬った、あいつらみたいにだよ。猿の檻に入れられて、見せしめにされて、世界に恥を晒す」

「そうなったら、その爆弾で自死すればいいだろ」

「捕まった時には、そんなものは既にないんだよ。裸だよ。あのアブグレイブの、イラク兵士の、裸ピラミット見ただろ。

イラク人のケツがピラミット状に並んでるやつ。アメリカ人ってのは、ああいう奴らだ」

「あのイラク人は、どうしたんだ。死んだのか。生きてるのか」

「殺したとまでは言われてないから、生きてるんだろ。もう家から出れないな。酒飲んで肝臓が潰れるまで、一生死んだ魚の目で暮らすまでだ」

 

 

 

 

 

「奥1さんの息子さん、イスラミック・ステイトの兵士になったって、本当?」

「バカッ何聞いてるのよ。アナタ、本当に無神経ね」

「私は教えてあげようと思ったのよ。奥2さんのところの息子さんもそうだって」

奥1は、奥2さんのことなんて、どうでも良いと思った。

舐めあう傷なんか無い。息子はここにいても、幸せになれなかった。世界中のどこにでも溢れている話だ。

子供は永久に母親の元にいるわけじゃない。

ここのシケた暮らし、上空を飛んでいく、海外のハイテク兵器、将来性の無い、偽りの平和な暮らし。

そんなことを、息子は言っていた。

一方、目の前の奥3や奥4の息子たちは、良くバカ話をして、楽しそうに暮らしていた。

ココは酒も女もないのに、良く俺たち、神経スリ切れないでいられるよな、とか言って。

 

 

 

 

「奥1さんの息子さん、イスラミック・ステイトの兵士になったって、本当?」なんてここで聞く奴はいない。

公然のタブーというか、そういう連絡がCIAから来ました。そうですか。どうしますか。

放っておきますか。スパイですか。

間諜扱いされようが、人間爆弾になろうが、迂闊な地雷踏みとして死のうが、大して変わらんです。

適当に使って下さい。

俺らは、どうでもいいです。

 


「奥1さん、あなたの力を借りたいんです」

「無理です。もう、息子から、連絡とか来ませんから」

「マミー・パワー発揮して下さいよ」

「イスラミック・ステイトに出奔しても、あなたはあなたよ。いつでも応援してるって?」

「そうそう、そんな感じで情報引きだしていってください」

「情報が漏れてることがバレたら、息子も殺されるじゃないですか。お前、人のこと犠牲にして何とも思わないのがバレバレだから、帰った方が良いよ」

「何しろ、彼らは母親以外に知らないんですよ。女を。

彼らが異民族から攫ってレイプしている幼女は、まだ女じゃありませんし、レイプじゃ相手との交流もありません。

奴らの欠点は女です。つまり、あなたです。グレード・マザー」

「バーカ、逆よ。息子は私のことを恨んでいるのよ。アラブの惨状に、何もできない女だって。アンタみたいのが怖くて、声を上げない女だって。

だから、アンタみたいな、世界を思い通りに出来ると思い上がっていて、現にある程度、思い通りにしてる奴の方が、

彼らを釣るには適任ですよ。帰りなさい」

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