読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

2:忙しいので書き殴りです、後で直します(すまん)

仕様でどうしても消せないが、リンク先の婚活業者はココとは無関係です。

出出出出出弾7


ウヨヨは、ホール2にとっては、ジャマな客の1人。

ただ、やはり全く打たずに、シートに座ったままションベンを漏らし、周辺の客を蜘蛛の子のように散らす爺さんなども多いから、ジャマ客の中では、マシだけど。

ウヨヨは寂しいんだろうか。

そこは、他の客と似ている。ただ、パチンコが嫌いだから、打っていかない。そこが邪魔だ。

派遣社員だそうだ。本当か。見た目、ニートにしか見えない。

間の抜けた顔、対人マナーの欠如。

ウヨヨは、ケンカ腰でくることもあれば、

パチンコ台に一銭も落とさないにクセに、クレーム担当のホール2とダベって帰ることもあった。

ホール2がウヨヨについて得た情報。

彼は末端の人間にシンパシーを抱き、正社員を憎んだ。

自衛隊員の多いここは、決して嫌な場所ではないと。何か、ココは靖国神社か。

大して練られていないクソな作戦に巻き込まれ、死地へ送り込まれ、

鬼畜英米に勝つという勝率ゼロの賭博につきあって、命を落とした末端兵士たち。

現代の日本人と全く似ていないとは、言い切れない。


ウヨヨが、兵卒は幹部連中に比べたら、ピーナッツみたいな給料で、気の毒だ、などというときに、そういう怨念が現れた。


確かにパチ屋に、幹部の客はいないけど。そんなの、制服で来ないから分からないし。

制服で来たら、マズイ。いろいろ辛い現実を、人々に知らしめる。それに、懲罰か何か、食らうのではないか。

パチ屋は小さな出世のチャンスがあった。そこも一応、穴場。

パチンコ店員なんて、やりたがる人がいないから、給料は悪くない。が、煙臭いし、客の柄は悪い。

 

 

 

マッキーが玉の籠を持って帰ってくると、元いた席に、オッサンが座っていた。

「そこ、私の席です」

兵士がこっちを見た。ヤバイ、ストーカーがバレてしまう。

こういうときは、面倒くさいから黙って他の席に移るのではないか。ここにこだわるのは可笑しい。

だけど、人によって、出る台とか、お気に入りの台がある。

オッサンに文句をつけても、不自然じゃない。でも私は初心者だし。どうしよう。

「座っていいよ、俺の膝の上に」

オッサンがマッキーの手を掴んだ。マッキーが振り払ったので、オッサンは体勢を崩した。コイツなら、私にでも勝てそう、って感じ。何しろベロンベロンに酔っ払ってるし。

「オッサン、やめとけ。ここは彼女の席だよ」

「お前には関係ないよ」

「バーカ。お前はケンカに負けるのが趣味かよ」

兵士は、オッサンの席の椅子に蹴りを入れた。

酔客は酔っ払っていたから、相手の戦闘能力が推定できなかった。

オッサンが兵士の胸倉を掴むと、店員が飛んできた。

「店内での暴力行為は禁止されています。守っていただけないのであれば、退場していただきます」

 

 

 

自衛隊に入りたいんですか」

「そういう子もいます。私は違うんですが」

女性兵士は首を傾けた。何しに来たの、っていう顔。ノノは焦って、口が滑った。

「私たちは、ここの襲撃計画を立てたんです。本当にくだらないんですけど、怒りますか。

自衛隊関連のウェブサイトが格好良かったので、友達に見せたんです。

そうしたら友達にもウケて、集団見学しに来ることになったんです」

「でも、何を襲撃するの。イケメンとか?私はこんなんだけど、女だよ。男に見えたとか」

「お姉さんは、めっちゃ女性ですよ。私は他の人と違って、女性兵士を取材対象に選んだんです。

ほとんどの子は、男性兵士に話を聞いてくるから、私は違う情報が欲しい。あとからみんなで持ち寄るから、多くの情報が欲しいです」

「女性隊員特有の何か。なんだろう」

「幹部の人とはどうやって仲良くなるんですか、とか」

女性兵士の顔が引きつった。

彼女は確かに、幹部の1人と付き合っている。

が、同僚の1人が、その幹部に横恋慕している。それで、彼女の舎営生活は、少し面倒臭い事になっていた。

広告を非表示にする