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2:忙しいので書き殴りです、後で直します(すまん)

仕様でどうしても消せないが、リンク先の婚活業者はココとは無関係です。

マフマフ5

 

「言っておくが、銃の腕前で、俺たちの右に出るものはいない。

俺たちは10年以上、政府軍の戦力を削いできた。

ここ以外にも部隊がいるが、かなりの少人数だ。俺たちは摘発を受けていない。

奴らの能力では、俺たちを補足できないからだ。

間違ってもその銃を俺たちに向けようとは思うなよ。そんなことをした奴は、即死だ。

即死どころじゃない、いっそうのこと死んだ方がマシだと思うような拷問方法を、俺たちは腐るほど知っている。

無駄死には良いことじゃない。俺たちの部隊に入ったことを誇りに思え」

兵士は子供たちを一通り見渡し、彼らの顔に服従の意志を認めると、満足して後ろへ下がった。

違う兵士が前へ出た。

その兵士は、少し立派な格好をしていた

他の兵士と違う帽子をかぶり、勲章をつけていた。

「お前らは、これから、俺たちと共に戦う。名誉に思え。

お前たちは親を殺した。

血のつながった父と母を殺した。もう何も恐れることは無い。

お前らには、もう赤い血は流れない。

完璧な兵士だ。どんな人間でも殺すことができる。たとえ相手がマフマフの大統領であってもな」

 


中国のアフリカ担当の要人たちは、人夫と商店主らを呼んで、陸路で近隣の沿岸部まで移動し、客船に載せていた。撤収、撤収。

「マフマフは一休みか。

銃弾が飛び交う中を、のんびり道路工事なんかするわけにはいかない。

あそこは日本が手を出したレアメタル鉱山があるだろう。ザマアない、いい気味だ」

「政府軍と統一反乱軍に金を撒いて、対立煽ったのはあなたでしょう、あいからず、人が悪い」

「金を撒いたのは俺たちだけじゃない。

フランスの企業もあの鉱山には野心を見せていた。成り行きってやつだよ」

彼らはアフリカの海を眺めて、放言を続けた。

ただ、この客船に詰め込んだ奴らの、就職先を探すのは面倒くさい。

この手の事業は、アフリカ、南米、ロシアなど、中国政府が各地へ新規開拓しているが、

中国の労働者は人余りだ。しばらくスラムにでも寝泊りしてもらうしかない。

 

 

 

Bは親中派の議員で、ムルアッカーの活動を快く思わない、と、上から言われていた。ここは、ねじ込み時だ。

「あんたは安易にアフリカ進出を煽った。

あんたがハメたっていう噂もあるよ。MUNEOさんも北方領土で捕まった。

その手のDNAはMUNEOさん直伝なのか」

「こういうことを言うのは心苦しいですが、

アフリカでは、10人いたら成功するのは1人です。それがアフリカで、それが世界です。

もちろん、残りの9人も、そこそこ、っていうのが、望ましいです。

ですが、もし100パーセントの成功を求めるなら、

庭で家庭菜園でもして、生活費が足りなくなったらコンビニでアルバイトをし、自給自足の生活をするしかありません。

しかし、全ての人がそれでは、日本は立ち行かないし、最貧国と似た生活になります。

私は、リスクを取って冒険をする人たちを応援するつもりで、アフリカ情報を提供しています。

リスク情報だって、各自でしっかり取るべきだと明記しました」

ムルアッカーの普段、穏やかな目線が、鋭くなった。

コンゴの戦乱で、多くの人を亡くした、傷ついた目か、それとも生き残ってきた者の自負か。

日本は、成り行き上、来た土地だ。

ムルアッカーはコンゴで偶然、日本語を学び、いくつかの職を転々とした後、政策秘書としてMUNEOに採用された。

安住の地で、飼い慣らされた人々、悪く言えば家畜。実際に日本人は、自分たちのことをよく社畜を自嘲した。

この地は、このままでは蹂躙されるだろう。羊たちを守る、シェパードや、良い狼が必要だ、と考える人は多い。

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