すみま千円(漱石のほう)

レポート置き場かな?宜しくお願いします。

高学歴ドヤ1


Tはポリティカル・コレクトで固まったアメリカの政治文脈に、ギャグを持ち込んだ。その流れは、止まらなかった。

「Tに、俺が立てた親指で、核ボタンを押してやる、イイネ!と言わせる」

「どういう文脈で?」

「Tの使う単語は、100個くらいしかないだろ。それと同じで、脳内回路も100個くらいしかないんだよ。

彼はビジネスのプロかもしれないが、70歳になって、あんまり新しいことは覚えられない」

「俺のチンコで核ボタンを押してやる、の方がいいだろ」

「難易度高くないですか」

「奴は勢いで何でも言う。Tの手が小さいことを揶揄して、大統領は手の大きさより、チンコのデカさが大事だという衝撃発言を引き出した、ルビオ並みの逸材を作るんですよ」

 

 

原発では本当に億や兆の金が飛んだ。

汚染の処理だけではない。その処理自体が、左翼の反対活動で停滞していた。

放射能は無い。10ベクレルだ。いや10000ベクレルだ。専門家を交えて、デマが飛んだ。

専門家は真面目にやっているが、測定の場所や仕方によって値が違うのは当たり前だから、紛糾するのはやむを得ない。

人々は右往左往し、やはり億の金が飛んだ。

10000ベクレルとかいう値を出すこと自体が、復興に取り組んでいる福島の人には損害だ。

だったら何なの。放射能被害の実態を隠せばいいのか。だから?だから?利害が錯綜しすぎて、どうにもならない。

 

 


私の彼はー、年収1000万なんですけどお?

若い身空で、何でこんなキャンプ生活をするハメになったか不明。

本当に不明だよ、不明くらいでツッコミ入れてたら生きて行けないよ。

この辺は、ドヤ住人にしては綺麗すぎる人々がウロついた。

旦那が俺は失職したくらいで駄目にはならないと言い張り、

子供にいいんじゃね?という顔をされたので付き合う羽目になった。そういう某T芝とかの社員の家族があつまってるハイスペック・ドヤだが、見た目はただのホームレスだ。

このグループ、東京女子大OB、野鳥観察会、とかサークルにしない。天皇陛下が来るかもしれないし。

プッこのドヤに?

タケとヒロノリが、弁当を20個くらい持ってきた。

「どこで拾ったの。コンビニの廃棄、盗ってきた?」

「貰ったんだよ」

「誰に」

「通行人」

「だから、誰なんだよ」

Y子は、誰なんだよ、という言葉づかいはいけない、と子供に諭された。

「生活が荒れても精神を荒らさないのが東京女子大のルールだから」

そう、私たちはあくまで1000万男の妻なんであって、大阪のオバチャンじゃない。

M代が伸び放題の髪を束ねながら言った。

アンタだって荒れてるクセに、肌が。

いや私は逆に綺麗になったけど。メイクのし過ぎでも肌は荒れる。

究極のナチュラル・ライフ。

「食料をくれた人に、そんなのいちいち聞くの、失礼だよ」

「カルト・スクールの人だったら、どうするの」

「毒カレーの林真須美かもしれない」

「籠池は銭ゲバだから、こんなドヤには来ないよ。林真須美は保険の勧誘できない相手に、興味無いよ」

タケが、そんな古い話するなよ、という顔でM代を見た。

ふんなら新しい話って何よ。原発事故か。

「ソレを調べるのがタケの仕事、新世代でしょ」

束ねた髪の毛、綺麗なうなじ。

だけど、美容院は、いったほうがいいよ。こういうところであまりに綺麗だと、逆に危ないだろ。掃き溜めに鶴。

「彼らはエリート集めをやってるよ。オウムも全共闘も、旧帝大で勧誘とかしてたし」

「頭がいいと見破られるから、カルトはエリートが嫌いだよ」

「籠池がタケシたちを、ストーカーしてきたら?

奨学金とかチラつかせて、顔を札束で叩いて来たら?」

有名人の名前は、この辺りで、一人歩きしていた。いちいち調べている余裕とかないし。

「お前よりうちの母さんの方が頭がいいからイラナイ」