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2:忙しいので書き殴りです、後で直します(すまん)

仕様でどうしても消せないが、リンク先の婚活業者はココとは無関係です。

高学歴ドヤ(テラスハウス)5


「この野鳥観察会ってアカウント泣けるんだけど」

「ソレ、天皇陛下が入ってるやつジャン」
「そうなの?藻の研究じゃないっけ。ソレは昭和天皇?」
「高収入一家がホームレスに転落した記録なんだよ。感じ入るところがあるよ」


女子高生は、暇つぶしにどうでもいいウェブサイトをウォッチすることがあった。

「高収入一家じゃ関係ないじゃん」
「ウチら、高収入じゃないの?」

「互いの家庭事情を探り合うのは気まずいから止めよう。とりあえず行ってみよう」
「行ってどうするの。年収1000万の人が、数年後にスカ札を引く確率とか教えてもらうの」

「既に男頼みなのはヤバイ」
「だがお前は顔しかない、頭が悪い」
「お前に言われたくないんですけど」
「ギャグでいったのに真に受けて、雰囲気を荒らすの禁止だから」
「面白くないし、じゃあ坂田は頭良いの」

彼女たちは、友達とラインとか送りあうのバカみたい、と思っている珍種だ。

どうせ学校で会って話せるんだし、スマホで変なサイトでも探索していた方が楽しい。

その手の女子コミュニティには「何してる」「スタバなう」「Aってかわいいね」「Bの方がモテるじゃん」みたいな無用の駄弁などは流通せず、シビアな生活情報が飛び交った。

ある日、坂田があわてて飛んできた。

「野鳥観察会、消えてるよ!死んだの?」
「気になるよ。見に行こう」
「何で気になるんだよ」

 

 

 

オウム真理教のスキャンダルの頃、ラチカンっていう流行語があったけど、彼はつまり拉致されて、監禁されていた。

彼はパキスタンに大量発生している、ポスドク崩れの1人、ダール。

マフィア連中に、ヒョロには襲ってくる気概も無いと判定されたか、緊縛などされず、ダールは放置されたままだ。

周りで怖そうなオッサンがウロウロしていた。

「お前、カーン博士の弟子なんだろ」
「ですが何か?みなさんのお役にたてることは、ありそうにないです」

「ソレが大ありなんだよ。俺たちは、闇でプルトニウムとか流してる連中の一味だ」

核のブラック・マーケットか。そういうの、本当にいたのか。本当だとしても、ギャグだとしても、どっちも嫌だ。

それで俺は、このまま死ぬ。パキスタンの無職がどこへ拉致されても、誰も気にしない。汚職政治家と違い、ポスドク崩れにボディー・ガードなんかいない。

「だけど僕は、もう研究室に出入りしてないですから」

「ふんなら後輩とか連れて来いよ」

「就職できてないOBなんか、相手にされないですよ。

パキスタン工科大学の就職率が1割くらいだとしても、学生はみんな、自分がその1割になると思ってますから、負け犬なんて縁起が悪くて相手にしないです」

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