一昔前の年配の学者のようなタイトルと対談形式です。
内容もベーシックインカムと贈与論など、左派的なコンテンツかもしれないです。
共産圏が崩壊したあとは、新自由主義的な発想が世界を席巻しました。
ビジネスライクなものの考え方が、支配的になりました。
それとは一味違った考え方がいくつも紹介されています。
1、
都市化は続かないという意見です。
2、
近年の少年漫画のベストセラー
は、
暗殺教室、ONEPEACE、鬼滅の刃など、
贈与論的な発想が多いようです。
エモーショナルな要素は、贈与を受けていたと気がついたときには返すタイミングを逃していることです。
3、アフリカ移民の間では、
貸し借りが激しく、
インフォーマル経済が発達しています。
貸しを作っておくのがネットワーキングの一種なので、
貸してほしいというより返してほしいという方が言いづらいといいます。
スマホの普及でますます貸し借りが頻繁になり、うやむやになっている貸し借りは多いといいます。
4、
高度で高収入な仕事ほどAIに向いています。
あまり小学校からプログラミングを学んでも、AIの奴隷にしかならないのではないか。
5、
DNA研究者がゲストです。
人は誰しもレアDNAを持っていて、普通というものは存在しないそうです。
6、ベーシックインカム試案です。
クリエイター経済は、一部の成功者と大量の低所得者で成っています。
7、
幕末に日本を訪れた外国人外はのんびりしていると口を揃えていったといいます。国民性の形成は近代のものです。
都市は家賃の高騰などで、人々の不満が蓄積することがあります。
リモートワークが進めば、郊外に住む人は増えそうです。
でもエコロジーだからみたいな理由で、郊外の田舎に住む人は、そこまで多くないかもしれないです。手軽に都市の中心部の施設に遊びに行きたいからという理由で、都市に住んでいる人もいそうです。
東京や大阪は、住みやすい都市の世界ランキングでかなりの上位になっています。
中心部の住宅価格が高騰し、外国人が多く住む都市になる可能性もあります。
地方はインバウンドなどで行くかもです。
観光地のインフラは、整っていることが多いです。
水道なども老朽化しやすいですが、整備されていないと住みづらいです。
地球環境なども、地球からの贈与です。環境汚染をしているときは、経済発展に夢中になっています。恩恵に気がついたのは、遅れてからです。