三浦英之・阿部岳
朝日新聞出版
2022-03-18
沖縄の記者と福島の記者が交互に記事を書いています。
どちらの地方も、政治経済の中心地の東京から見れば泡沫です。
泡沫の現場からしか見えてこないことも書かれています。
内閣の腕章をつけて総理大臣を囲っている記者を尻目に、不規則質問を投げかけたりしてみます。
本土のレイシストに絡まれて、訴訟になったりすることもあるようです。
観光の盛んな沖縄では、レイシストから観光客を守る必要もあります。
東京のためのイベントなのに、復興の名の下に、とってつけたように福島で行われた聖火リレーでは、スポンサーの大企業の空気を読まない演出などがあったようです。