隠居生活

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暴力が支配する一触即発の世界経済

暴力が支配する一触即発の世界経済
猫組長
ビジネス社
2019-04-18
二国間関係を好み、中国と対立し、同盟国に負担を求めるアメリカファーストの姿勢は、トランプ独自のカラーではないそう。中国がオバマ在任中にG2を掲げた時から、トランプのような指導者の登場は予定されていたそう。
中国に対する強行姿勢などは、アメリカ議会などのほうが強いようです。
アメリカの労働組合はマフィアとも関連しています。
 
北朝鮮の核を使った瀬戸際外交は、アメリカを対談の場に引き出した知能戦だったようです。
北朝鮮アメリカと交渉するようになると、韓国の役割が薄れます。アメリカから在軍の軍事負担などを求められ、徴用工問題などやぶれかぶれの行動が多いそうです。
北朝鮮アメリカが和解すれば軍事境界線は中国と北朝鮮の国境線に後退し、決裂すれば日本と韓国の境界線に東進してきます。
 
アメリカがシリアから撤退し、アラビア半島ではイランの影響力が強まっています。
サウジアラビアが孤立して、イランと戦争になりかねないので、アメリカはサウジにテコ入れする予定のようです。
EUではイタリアやギリシアなどの負債国が、中国の主催する一帯一路に参加し始めています。
一帯一路では、債務を抱えて返せなくなった国の港などが中国に占領されています。
また中国企業に買収された企業から、技術や機密が流出することも珍しくないです。
国際関係への影響を憂慮し、欧米諸国が独自の経済援助などを試みています。
アメリカが軍事負担を求めてきたことをきっかけに、高度兵器産業も盛んなフランスのマクロンEUの独立化を狙っているそうです。