今、紛争地帯になっているところは、未来の落とし所などが見えません。
落とし所が見えないから、紛争になっているのだろうか。
どこかに国境が定まり、それを守り続けるというコンセンサスはできているのだろうか。
それが停戦後、長年続いてきたのだろうか。
思えばドイツとフランスのように、長年、敵対関係が続いた後に平和を保っている国境などもあります。日本のように、自然の国境があった地域ばかりではありません。
日本は第二次世界大戦後に平和が続いています。なので、想像力が欠如しています。
中国やベトナムのように、国境の防衛に成功した国もあります。
アフガニスタンのように、大国に攻め込まれて、内戦になってしまった国もあります。
朝鮮半島のように、2つにわかれてしまった国もあります。
これらは全て、世界大戦後に起きたことです。
世界大戦後も、国境が変化したことはあります。
アラブでは、今も内戦などが続いている国もあります。
平和が続き、オイルマネーで反映し始めた国もあります。
ですが、地域的には紛争の多い地域です。
イスラエル自体、昔からユダヤ教の存在はありましたが、新しい国家です。
20世紀初頭に一時的に変化したものの、歴史的に国境が安定していた東アジアとは、事情が違うのかもです。
イスラエルには、欧米のユダヤ人迫害から続く長い歴史があります。
そうすると、文明の衝突の前線になってしまいます。