2020年代に入ると、アベノミクスに対するマイナス評価などもちらほらでてきました。
円安でデフレが進んだとかがネガティブな評価です。
邪道なやり方かもしれないですが、給料を上げて欲しいなどと要請したりもしていました。
アベノミクスは金融官僚などに支えられた発想なのだろう。
安倍首相はとくに経済の教養のある政治家ではありませんでしたが、不景気の時に長期政権になりました。
金融政策、財政政策、構造改革の三本の矢が揃った、総合的な政策でした。不景気なので金融緩和をし、財政出動をし、その景気の良さに乗じて構造改革をするというパッケージです。
外交やオリンピックなど、安倍総理はビジョンのある政策に関心があったようです。
歴代のどの経済政策が良かったかという定評はでていない。
例えば小泉構造改革への評価などもはっきりしたものは聞いたことがありません。
または評者によって違うのだろう。
アメリカなどだと思想によって違うようです。
例えば減税の効果とか。
高所得者層の減税などは共和党の政策ですが、貧富の格差を拡大したとも言われます。