隠居生活

最新の投稿は、読書中です。目次、2004年:メディア、2005年:生活雑貨、2006年:宗教、2007年:街と散歩、、2008年:音楽、2009年:、2010年:健康と自己管理、2012年:世界情勢、2013年:社会、2014年:経済と企業、2015年:ファッション、2016年:政治、2017年ー2021年:ブログ、2022年以降:本の感想。

政治////

自由の限界-世界の知性21人が問う国家と民主主義

自由の限界-世界の知性21人が問う国家と民主主義 (中公新書ラクレ 715) 中央公論新社 2021-01-07 EUに期待している人がいます。BREXITにショックを受けている人もいます。 日本の移民受け入れなどに提言をしている人もいます。 フランスがドイツに吸収されて…

チャーチル

チャーチル 不屈のリーダーシップ ポール・ジョンソン 日経BP 2013-04-25 成績がよくないので、軍人学校へ入ります。 卒業後、南アフリカなど、世界中の戦地へ赴き、新聞に記事を書いて名声を確立し、生計を立てます。従軍経験が豊富で、戦争にたいする叡智…

クレプトクラシー 資金洗浄の巨大な闇: 世界最大のマネーロンダリング天国アメリカ

クレプトクラシー 資金洗浄の巨大な闇: 世界最大のマネーロンダリング天国アメリカ ケイシー・ミシェル 草思社 2022-08-31 アメリカは世界的に有名なケイマン諸島などより、マネーロンダリングや脱税の手助けをするシステムが整っているそうです。 例えばア…

アメリカの黒人演説集

アメリカの黒人演説集: キング・マルコムX・モリスン 他 (岩波文庫) 岩波書店 2008-11-14 黒人の人権問題に取りくんだ人の演説がたくさん載っています。 マイナーな人も多いですが、黒人の人権問題の歴史の長さや射程の広さがうかがわれます。 アメリカの暗…

カタルーニャでいま起きていること

カタルーニャでいま起きていること――古くて新しい、独立をめぐる葛藤 エドゥアルド・メンドサ 明石書店 2018-12-06 国民的作家がカタルーニャ問題について書いています。 軍事独裁だったフランコ政権の影響が大きいようです。 スペイン語ではなくカタルーニ…

ウィーン 多民族文化のフーガ

ウィーン―多民族文化のフーガ 達治, 平田 大修館書店 2010-03-01 ウィーンは多民族文化だったようです。 フランスやイギリスには、例えば地元の社交文化があり、そのドレスコードなどにしたがって地方出身者は装います。ウィーンでは地方の格好をして人々が…

姉妹都市の挑戦

姉妹都市の挑戦――国際交流は外交を超えるか 毛受 敏浩 明石書店 2018-01-31 元々の姉妹都市の発祥は戦後、アメリカの都市から提携を申し出たケースが多いようです。 例えば被爆した長崎と提携したセントポールは平和主義的な動機のようです。 世界の都市と姉…

ウクライナ危機後の世界

ウクライナ危機後の世界 (宝島社新書) エリオット・ヒギンズ 宝島社 2022-06-22 ユジノ・サハリ プーチンのロシアは軍事費が突出していました。 プーチンがかつと、世界的に軍事費が上がり、それ以外の社会投資が滞る可能性が高いです。 ティモシー・シュナ…

24歳の僕が、オバマ大統領のスピーチライターに?

24歳の僕が、オバマ大統領のスピーチライターに?! デビッド・リット 光文社 2018-05-16 スピーチライターの書いたせいか、いいまわしなどが凝っていて速読には向かないです。ホワイトハウスで働き、オバマと顔を合わせます。初期に感謝祭のスピーチを書いた…

ペルセポリス

ペルセポリスI イランの少女マルジ マルジャン・サトラピ バジリコ 2005-06-13 イランはかつて西からアラブに攻められ、東からチンギスハンに攻められた伝統のあるペルシアの末裔です。 最後の王朝は英国の傀儡でした。主人公の少女は、王政から革命につなが…

コロナが普通の感染症扱いへ

コロナがインフルエンザなどと同じ5類に引き下げられました。 今年の年末年始はこれまでで最も感染者数の多い時期になりましたが、 あくまで年末年始の特例扱いなのか。 ワクチンも普及して、爆発的感染の危機は過ぎたという扱いみたいです。 マスクも自己…

日本にロックダウンはなかった

日本は海外と違い、強権的なロックダウンなどは発動しないで 自粛要請などが中心だったようです。 移動などもしようと思えばできる状態でした。 震災のときなど、日本は自制秩序があると有名でした。 ロックダウンになると、例えば外出が違法扱いされて、罰…

よのなかを変える技術

よのなかを変える技術: 14歳からのソーシャルデザイン入門 (14歳の世渡り術) 今 一生 河出書房新社 困っている人を助ける方向の 人身売買の防止、いじめの告発、ホームレスの就労支援、最低限の賃金の確保など。 10代の人が楽器を弾けるスペースを作る、 勉…

ポストコロナの政策構想

ポストコロナの政策構想 医療・財政・社会保障・産業 佐藤 主光 日本経済新聞出版 2021-11-16 ポストコロナの政策構想 序盤はコロナ対策についてまとまっています。PCR検査はもっと大規模に実施した方が、 経済活動を優先できたといいます。中国のように。 …

失敗の整理術

失敗の整理術 耳の痛い話はすべて日記につけよ (PHPビジネス新書) 中田 宏 PHP研究所 2014-03-14 成功できない人はいても、失敗しない人はいない。 日記につけたことを書いてあります。 忘れないためのメモ術とか。 毎朝、演説をしたこととか。 政治家ってけ…

世界同時中継!朝まで生テロリスト?

世界同時中継!朝まで生テロリスト? (扶桑社ミステリー) ボリス ジョンソン 扶桑社 2006-10-01 あのボリスジョンソンです。 いくつか創作小説を出しているそうです。 スピーチライターいらずの政治家? チャーチルについて書いている本が紹介されていて読みた…

アメリカ副大統領:権力への階段

アメリカ副大統領:権力への階段 ケイト・アンダーセン・ブラウワー 白水社 2021-08-31 副大統領は万一、大統領がなくなったり職務が遂行できなくなったときには、大統領に昇格する役職ですが、そんな非常事態でもないかぎりは、何をしているかわからない漠然…

嫌われない税金はあるか?

税金を払ったことに、直接、リターンが眼に見えることは稀です。 福祉税を払うと、感謝状が届くとかいったことは稀です。 行政サービスは、つねに存在をアピールしているので、それに似た効果があるか。 私はよく歩いていて、ドブの板とかに落ちないのがあり…

経済政策の評価って

2020年代に入ると、アベノミクスに対するマイナス評価などもちらほらでてきました。 円安でデフレが進んだとかがネガティブな評価です。 邪道なやり方かもしれないですが、給料を上げて欲しいなどと要請したりもしていました。 アベノミクスは金融官僚などに…

各国の環境が整う

昔、バックパッカーなどの本を読むと、途上国では警察官から賄賂をせびられることが多いと書いてありました。 これは過去の遺物になりつつありそうです。 21世紀に入って、新興国への投資が進みました。 まともに市民生活を送る環境が整ってきました。 コロ…

増税の季節が来たか

少子高齢化の是正のために増税は避けられないと言われます。 その2つはいつも同時にアピールするのが普通か。 子育て支援などいい政策のように聞こえますが、増税も同時に話題になっています。 それで手放しで喜べない雰囲気になっています。 以前も税と社…

キリのいい消費税率

消費税が上がることはありえないか。 次は20%だろう。 途中の10%代では、端数すぎてそういう理由でも反対がおきそうです。 端数すぎて、容易に金額の計算もできません。買い物に支障が出ます。 以前の8%のときは、 下げようという意見もありました。 中…

受給年齢の引き上げで、焼き討ちが

フランスでは、年金の受給年齢引き上げで焼き打ちが起きたそうです。 60歳から62歳とか、62歳から65歳とか、そのくらいの引き上げ幅でした。 フランスでは仕事に生きがいを見出す人などは珍しく、引退後のバカンスなどを楽しみに生きている人が多いそうです…

人手不足は解消できないか

人手不足になると言いますが、AI化が進むと失業が増えるといいます。 人手不足なのはホワイトカラーではなく、ブルーカラーの3K仕事なのかもしれません。 でも機械化を進めれば、人手不足は解消されるのではないだろうか。 そうすると少子高齢化問題は緩和…

選挙に行かない理由

私はあまり選挙に行きません。 例えば候補者の選び方がわからないのがあります。 行ってわざわざ白紙を投票するより、行かなくてもいいのではないかと思ってしまいます。 または多数派が投票しそうだと予測されている候補でいいということもあります。 あえ…

地方のデモは地味です

地方都市のデモは、地味な左翼が多いです。 見た目などから目立とうという気持ちは感じられず、ノルマのように地道にこなしているのかもしれないです。 有名になった右翼のデモなどがあるのは、都心のようです。 都心では、多くの人が集まるから注目度が高い…

アメリカの変化の速さ

2023年の記事です。 もう来年は大統領選挙です。 トランプが出馬するのではないかなどと話題になっています。? オバマ、トランプ、カマラなどをみていると、 時の流れが早くなっているように感じます。 大統領など、昔は中高年の白人男性が交代でやっていた…

トランプ現象は多様性の一種か?

コメディアンはトランプを風刺します。 トランプやトランプ支持者は、馬鹿げたことを大真面目に主張します。 コメディアンは馬鹿げたことを、面白おかしく表現します。 トランプ支持者はコメディが苦手なのかもしれません。 あるコメディアンは、トランプはn…

有名なら誰でもいいか

NHKと裁判している党が、有名人候補を集めているとインタビューに載っていました。 有能な人や、志のある人ではなく、有名人です。 例えば公約通りに一度も議会にこないなど、世間を騒がせているガーシー議員がいます。 比例代表のトップなので当選できたよ…

自動投票は民主的か

もし選挙が一部の知識人の言うように自動で行われるようになったら、 より民主的なのだろうか。人々のネット利用歴などを使って意見を収集し、民意を反映するとかです。 日本では若い人が選挙に行かないなどと問題になります。 アメリカでは登録制で、黒人の…